ふたご妊娠の記録

産休中に入って暇なので、双子を妊娠した人が少しでも参考になるようにブログを書こうと思います。東京在住です。

キッズラインの男性差別について

今までキッズラインは数回しか利用したことがなく、男性サポーター(シッター)さんに来ていただいたことはなかったのですが、キッズラインの男性サポーターのサポート停止には今年一番レベルで驚きました。キッズラインが1日も早くこれを撤回することを望みます。

 

どういうことが起こったのか書いておきます。

  • キッズラインでマッチングしてシッティングを行っていた男性サポーターがシッティング対象の子供に対して性犯罪を行った
  • キッズラインはその対応策として2020/6/4に男性サポーターのサポート停止を発表した
  • プレスリリース https://kidsline.me/contents/news_detail/605

 

もちろん子どもに対する性犯罪は決して起きて欲しくないことではありますし、被害に遭われた方・ご家族は本当に辛いと思います。しかし男性の性犯罪率が高いからといって、男性を排除するのは、少数派を切り捨てればよいという考えであり、差別以外の何物でもありません。性犯罪を起こす人はそもそもサポーターの中でも少数であり、男性サポーターの中でも少数であるはずです。大多数の男性サポーターや、彼らにシッティングしてもらうことを楽しんでいた子どもたちや保護者の方々のことは考えられていないのです。それは、キッズラインにとって、そういった利用者が少数であったからできたことであり、もし女性サポーターに関して同じような意見が出ていても一律停止にはならなかったであろうと考えると、とても悲しいです。(女性サポーターが一律停止、ということにも勿論なって欲しくはないです)

 

キッズラインのような大手の企業があからさまな男性差別を行えば、世の子育てに関わる男性(関わらない男性もですが)は、悲しい気持ちになったでしょうし、優秀な男性がいなくなる・男性が偏見の目で見られてしまうことによるシッター・保育士の質の低下や、子どもたちが、保育を男性が行うのはおかしいと思ってしまうなどたくさんの問題が起こると思います。

 

キッズラインのメッセージから察するに、キッズライン側もこれがやましいことであることはわかっていて、批判を避けるために、専門家との相談の末の決断であるということや、補償するつもりであるですとか、苦渋の決断であるとか書いてあります。

 

1万歩譲ってこの結論については仕方がなかったとしても(私は全くそうは思いませんが)、このような21世紀にあるまじき行動をするからには、

 

  • 専門家とはどのような人でどのような根拠でこの結論に至ったのか
  • 補償の内容
  • 男性シッターの再開はどのようなマイルストーンで行われるのか
  • 女性が加害者になることも有りうる性犯罪自体を予防するための対策はどうするのか

 

ということを明らかにしていただかなければそれが本当に仕方のない結論だったのか利用者には理解できないと思います。

男性サポーターの方や、現在定期利用されている方には個別に連絡がなされたと書かれていますが、一般の利用者も詳細を知る権利があるのではないでしょうか。

 

弊社としましては、国や自治体との性犯罪データベースの共有が実現することや、安全性に関する充分な仕組みが構築されるまで、また、専門家から性犯罪が男性により発生する傾向が高いことを指摘されたことなどを鑑み、男性サポーターのサポート(家事代行を除く)を一時停止することといたしました。

 

という文言があり、専門家の意見として性犯罪が男性により発生する傾向が高いということが書いてありますが、それだけを根拠にこの結論になったとは思いたくないです。

この文章では再開へのマイルストーンについても言及はされていますが、素人の印象では、安全性に関する十分な仕組みではどのようなことを誰が行うのかわかりませんし、実質的に、もう男性サポーターに保育を行ってもらうことはない、というように読めます。もしそういうつもりでないのなら、詳細を書いていただきたかったと思います。

 

私は私の子どもである男女の双子には差別をするような人間になって欲しくないですし、差別をされてほしくもありません。

もちろんまだあまりに小さいので些細なことの積み重ねではありますが、例えば名前の呼び方をちゃん付けで統一する、「男の子だから泣かないの」などと言わない、お母さんばかり出てくる本はあまり読まないなど、小さい子に対してでも気をつけられる部分はたくさんあります。自分でも気をつけていますし、保育園の先生やシッターさんにも、特に気をつけることとして、二人を性別で区別しないことを必ずお願いしています。

このような子どもにできるだけ差別のない環境で育ってほしい保護者からしてみると、キッズラインは差別を許容している、信用して預けられないな…となってしまうと思います。